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社員インタビュー

Interview 10

現場監督歴20年、新しい風が吹いた。

濱田 隆志

中途入社 (2010)|

​戸建事業部 工務課 現場監督

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プロフィール

濵田 隆志(はまだ たかし)
大学院卒業後、主にマンション建設を行うゼネコンで現場監督として6年間勤務したのち、2010年にフクヤ建設入社。戸建事業部工務課課長、民間・公共事業部工務課部長を兼任する。
建築が好きで、設計希望だった過去も。一級建築士・一級施工管理技士の資格を持ち、2021年にはこだわりの自邸を設計・施工した。
(自邸完成時のインタビュー記事は、こちら。)

じっくり進んでいくからこその、実感とやりがい

いま、濵田は9月末竣工予定の、夜須認定こども園の現場で「現場所長」を務めている。(2023.9インタビュー時)

 

入社から10年以上、戸建事業部で戸建住宅の現場監督として働いていた濵田。
昨年11月に夜須認定こども園の現場がはじまって以来は、民間・公共事業部工務課専属の業務へ移行した。

戸建住宅と、民間・公共建築。現場監督としての仕事のちがいについて尋ねると、
「どちらも、現場を管理することは同じなのであまり違いは感じてないかな」と、意外な答えが返ってきた。

建物の規模が違うので、工期や材料手配などではギャップに驚くことはあるというが、やっていることは同じだと感じているという。
(一般的な戸建住宅と比べると、使用する材料が約10~20倍になることも)

しかし、公共工事の現場は専属で現場事務所もあるので、複数の戸建住宅を管理していた時と比べ、移動時間は大幅に減少。その分、業務時間をしっかりと確保出来るようになったという。

現在、チームのなかには入社2年目の若手スタッフもいるが、人材育成にも腰をすえて取り組めるようになったおかげか、とても成長が早く驚いているのだとか。
ひとつひとつの工程の長い公共工事の現場は、若手スタッフの育成にも適している。

公共工事の現場は仕事量が多く、大変だと感じることもあるというが、じっくりと進んでいく分様々な面で実感があり、やりがいを感じられる魅力がありそうだ。

どんな現場も、じぶんの目線を大切にしたい。

まもなく完成を迎える、夜須認定こども園。
「じぶんの子供が、通わせれる環境にあれば通わせたいと思えるような建物になった」と話した。

3児の父親でもある濵田。打ち合わせの際に施工上の意見をするときには、自身の育児経験を活かした“使う側”の目線を心がけたという。

夜須認定こども園は、0歳~5歳までの就学前の子供が通うことになる。
「ベビーカーをおして送迎する保護者もいるのでは?」と、ベビーカーの利用があっても快適に送迎できるルートの確保にこだわった。

仕事経験だけでなく、子育ての経験までもしっかりと仕事に反映させ、新しい風を取り込み技術を磨き続ける謙虚な姿勢は、社内でも信頼が厚く、背中を追う社員が多いのも頷ける。

—新しい風を取り入れながらも、じぶんの目線を大切に仕事をする。

大きな現場だからこそ、その背中はより大きく感じられた。

 

​取材:広報課石川

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